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おすすめ動画日記[アニメ・映画・ドラマ]

動画配信サービスを利用していろいろな見た動画を紹介します。

閉鎖的空間における成長阻害に警鐘を鳴らすアニメ「くまみこ」

アニメ

どーも、ジョン・カピバラです。最終回が大荒れしたと話題の「くまみこ」を視聴しました。なるほど、これはなかなか後味の悪い最終回…話題になるだけあります。一体脚本家の方は何を伝えたかったのでしょう。分析してみました。

話題となったアニメ「くまみこ」とは?

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くまみこ』は、吉元ますめによる日本の漫画作品。『月刊コミックフラッパー』(KADOKAWA)において、2013年5月号から連載中。
クマを奉る神社に巫女として仕える中学生の少女まちと、人間の言葉を話すヒグマのナツの交流を描く。
2014年3月よりKADOKAWAが運営するWebコミックサービス・ComicWalkerにおいても第1話と数話が無料で読める。
2015年10月9日、テレビアニメ化が発表され、2016年4月から6月まで放送された。

wikipediaより引用

くまみこショック」の犠牲者たちの声

最終回の衝撃は「くまみこショック」としてファンたちの心に刻まれました。

 アニメは最終回が放送されるまでは「今期の癒し」と好評だったようですが、最終回を終えて視聴者の感想はガラリと変わりました。そんな「くまみこショック」を引き起こした最終回の内容はどんなものだったのでしょうか?

くまみこ」最終回の内容

仙台へ、村おこしのために(利用される形ではあるが)やってきた主人公まちとその一行。地元アピールのためにまちちゃんはアイドルとしてステージに立つことになりました。ところが緊張のためミスを連発し、すっかり自信を失ったまちちゃんはリハーサル途中で逃げ出してしまうのでした。まちちゃんを探す仲間たち。果たしてまちちゃんはステージに戻ってきてくれるのか!?

というのが主なあらすじになります。

筆者が気になった部分をいくつかとりあげていきたいと思います。

まちちゃんを「生贄」と表現する良夫

まちちゃんの従兄の良夫は、当初から村おこしのためにまちちゃんを利用する振り回しキャラとして登場していました。回を増すごとに、少しずつ「うざく」なってはいたのですが最終回にきてその「うざさ」が度を越しました。

まちちゃん自身に決定させてあげて欲しいと諭されたときに良夫が放ったのが「まちは村の生贄なんだ」という発言です。(多少表現は違うが)

幼い女の子を、村の人たちの期待のために犠牲とすることもいとわない考えに筆者含め視聴者はショックを受けました。自分たちの事しか考えない今の世情に合致することも含めて、もう少し表現の方法はなかったものかと感じます。

まちちゃんは成長しない

さらになにがモヤモヤするか考えてみましたが、主人公であるまちちゃんが成長するどころか現状に甘んじ、考えることすら放棄している様をいかにも「癒し系ですよ」という演出でなされたため視聴者に違和感を感じさせました。

第一話でまちちゃんは「都会の高校に行く」という願いのもとに、少しずつではあるが成長の兆しが見えていたのですが、最終回の出来事が引き金になって「もう都会にいかない、ずっと田舎にいる」と言ってしまったまちちゃんに何ともいえない気持ちになりました。

毒親…?

わざと越えられない壁を提示して、それを越えられなかった子供に「ほら、あんたは何もできないんだからずっと私の傍にいればいいの」と教えて、子供を自分の支配下に置くのが毒親の常とう手段ですが、まちちゃんに対してのナツがまさにそのようになっていました。

「まちは何も考えなくってもいいんだよ」

「ずっと田舎にいていいんだよ」

と言っている最後のシーンは二人の間の歪んだ関係が浮き彫りにされ、気持ち悪いものを感じました。

毒親(どくおや、英:toxic parents)とは、児童虐待などで一種の毒のような影響を子供に与える親のこと。母の場合は毒母(どくはは、どくぼ)、毒ママ(どくママ)と称される。また、父の場合は毒父(どくちち、どくふ)、毒パパ(どくパパ)と称される。毒母の別名として、モラ母(モラはは)と称されることもある。

wikipediaより引用

どんな関係であっても外から閉鎖された関係は健全な関係ではありません。そこには成長も、変化もおこらないため、外との隔たりはますます大きくなっていきます。

もしかしたら、「閉鎖的空間における成長阻害」についてこのアニメの最終回は警鐘を鳴らしていたのでしょうか。それはわかりませんが、視聴者がこの作品に求めていたのは「癒し」だったために最終回の変化球にショックを受けてしまいました。

 

マタギ(熊などを狩猟する人々)の里として有名な北秋田市の「くまくま園」において「くまみこ」の上映会が予定されている。リアル村民はこの作品を見て何を思うのだろうか。

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(注)アニメの最終回はオリジナルだったようで、原作とは違うようです。

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